芸術の秋 -Part 1-

こんにちはaiです。
暑かった夏はどこへいったのでしょうか?
季節は急に「秋」になりました。

さて,秋といえば・・・
「芸術の秋」
「食欲の秋」
「読書の秋」
せっかくですから,全部味わいたいですよね。

そんなわけで,これから3回にわたって
aiおすすめ秋の楽しみ方をしっとりとお送りします。

パート1は「芸術の秋」です。
今秋の広島で行われる美術展を幾つかご紹介します。

<ひろしま美術館>
『本を彩る美の歴史』―本をめぐる〈雅の世界〉と〈優美の世界〉
本の歴史,印刷,芸術として本を紹介する展示。
なかには,国宝「平家納経」や活版印刷の発明者グーテンベルクの「グーテンベルク聖書」の展示もあるそうです。本好きな方におすすめの展示会のようです。

期 間 2010年10月2日(土)~11月7日(日)
時 間 9:00~17:00(入館は16:30まで) 会期中無休
入館料 一般 1,000円(800円)

<広島市現代美術館>
森村泰昌『
なにものかへのレクイエム』―戦場の頂上の芸術
美術家,自身が女優などになりきったセルフポートレートの写真家として有名。
今回の作品展では,ピカソ,ウォーホルなどの芸術家に扮したり,有名な報道写真を題材としているようです。aiはとても楽しみにしています。
「森村泰昌」芸術研究所 

期 間 2010年10月23日(土)~2011年1月10日(月・祝)
時 間 10:00~17:00
※11月3日は19:00まで開館,入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日※1月3日(月)は開館,1月4日(火)は休館
12月27日~1月1日
観覧料 一般1,000(800)円,大学生700(600)円,高校生500(400)円
※11月3日は無料
 

そして,特におススメしたい作品展があります。

aiの友人であります,高田泉さんの作品展です。
彼女とは,学生時代に知り合い,以降ずっと仲良くさせてもらっています。
つい先日も平和公園でお酒を飲みながら語り会いました。
昼さがりの平和公園で,ボケーっとするのは最高に気持ちいいんです。
ゆるい時間が流れる中,私達は原爆ドームを見ながら,
日々思う事を話し合いました。

今回の『MESSAGE』は,高田泉さんが考えている戦争や平和について,
空間で表現する展示になるそうです。
勘違いされたら困るので,お知らせしておきますが,高田泉さんという人は,
とても楽天的で,ヘラヘラしていて明るい方です。(笑)
作品は決して説教臭いものではありません。でも心に訴えかける何かがあります。軽い気持ちで作品展に行くことをおすすめします。

 

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↑ちなみにこのポストカードは弊社で作らせていただきました。

<旧日本銀行広島支店 地下ギャラリー>
『MESSAGE』
TAKATA IZUMI作品展
比治山大学短期大学部美術科洋画専攻卒業。
2008年12月東京都渋谷にて個展『REMEMBER』開催。
作品にはインスタレーションを主に,油絵,イラスト,詩,短歌などがあります。

期 間 2010年11月16日(火)~2010年11月28日(日)
時 間 10:00~19:00
入場料 無料


『MESSAGE』はどのような作品展なのでしょうか?
作品展の雰囲気等を高田さんにインタビューしてみました。

Q 作品展のテーマとコンセプトは?(なぜそれをテーマにしたのですか?)

A テーマはタイトルのMESSAGE。伝えたいこと。
コンセプトはそれぞれ基地問題やゴミ問題など社会問題を提起してる作品も
ありますが,カテゴリーにあてはめず広い視野でユーモアを持って世界を見
ようというのが大きなコンセプトです。
今まで経験してきた中で感じたこと,例えば,今回チラシに載せた
JAPANMAPは,沖縄が好きで,何度も沖縄を訪れているんですが,その
時感じた基地の存在,日本は戦争でアメリカに負け,いまだに傘の下にあ
るという実感を何か形で表現したい,それを見た人が同じ実感を味わってほ
しいと思ったのが作品を作るきっかけです。そういう感じで,その他日々の
中で感じた些細な気付きや忘れちゃいけないと思ったことを拾い集めて形に
しました。

Q 作品の種類・見どころは?

A すべて身近なもの(レシート,ゴミ,木の廃材,百均で手に入るものなど)
で作っています。そして,すべてが手に触れて参加出来る作品か,事前に
人に参加してもらった作品になっています。

Q メインの作品にはどんな思いを込めましたか?

A 今回メインになる作品は日章旗に願い事や平和への思いをたくさんの人に
寄せ書きしてもらう作品です。
戦時中,戦場へ行く兵士に家族などが手製の日章旗にMESSAGEを書い
て渡していました。かつてそうして戦争,殺人を肯定する意味を持った日
れを今,真逆の意味,反戦,平和を願う意味を持った日章旗を作ることで,
章旗。そあらためてその意思を確信出来たらと思いました。現在,友人知
人に協力してもらい日章旗は20枚ほど集まる予定です。

Q ポストカードの写真の作品JapanMapも展示してあるのですか?

A 展示する予定です。この作品は日本の地図にアメリカの国旗を立てていくと
いう作品です。ちなみに国旗はお子様ランチに刺さってる国旗からヒントを
もらい,爪楊枝に国旗をつけました。
アメリカの国旗の数は日本にある米軍基地の数と同じです。現実ではそのほ
とんどが沖縄にありますが,作品では日本の何処にでも刺せるようになって
います。基地は沖縄だけではなく日本にあるという事を感じてほしいと思い
作りました。

Q 最後に高田さんにとって芸術とは?

A 言葉で伝えられないことを伝えられる最高の手段であり,楽しい人生を送る
のに必要な遊び,生存方法です。
 


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芸術の秋 -Part 1-” への2件のコメント

  1. ひろしま美術館、行って参りました。
    持ち主が替わると装丁が変わる。その度に周囲を裁つから余白は多め。
    なるほどなぁ、と思ったり。
    挿画もすごくて、彫りが細かいから銅版だと思ってキャプションを確認すると木版だったり。
    数百年も前の印刷物ですが、今じゃ再現できる職人さんはいないんじゃないかと思ってしまいます。
    職人さんのお仕事は、本当に細かいです。

    西洋で活版印刷だった頃、日本では手彫りの版木で印刷。
    学生の頃教授に聞いた話では、平仮名は変体仮名の方が読みやすかったんだそうで、現在のように一文字ずつの楷書体にされると、読める人がいなかったんだそうです。版木職人は大変です。
    活字に慣れた現代では逆ですけど。
    これも面白い歴史ですよね。

    次は『MESSAGE』、行ってみようと思いますv

  2. 結城美紀様,コメントありがとうございます。

    ひろしま美術館へ行かれたのですね。
    コメントを読ませていただいて,ますます興味が沸きました。私も印刷に携わる者として,職人魂を是非見に行こうと思いました。
    それにしても手彫りの版って,もし文字を間違えたらえらいことですよね・・・。おそろしや

    「MESSAGE」展,私も楽しみにしています。
    どうぞ気軽にお出かけください。

    ありがとうございました。

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