色はいろいろありまして・・・~RGBとCMYKの話~

どうも、よっさんです。
今年の初記事で卒園文集制作の話をしましたが、
無事納品を済ませ、あとは今週末の卒園式で配るのみ!
ニシキプリントのおかげで、
編集委員から大絶賛の出来となりました。

この文集、冒頭に
保育園での子ども達の様子をカラー写真で掲載したのですが、
原稿のPDFデータを印刷すると、データに比べて色が暗い・・・
(※印刷はカラーオンデマンド=カラーコピー出力 でした)
何度か調整を重ね、何とか満足のいくページに仕上げることができました。

なぜ、色が暗くなったのでしょうか?
これには、色の性質の違いが関係しています。

一般的なフルカラー印刷には
・シアン(Cyan:藍)
・マゼンタ(Magenta:紅)
・イエロー(Yellow:黄)
・ブラック(blacK:墨)
の4色のインキが使われます。
これが、CMYKと言われる色材の三原色です。
・・・という話は、以前にも取り上げました。

一方、原稿PDFデータはPowerPointから変換されており、
カラー設定はRGBでした。
RGBとは、
・赤(Red)
・緑(Green)
・青(Blue)
という光の三原色です。
パソコンモニター、ホームページ上の画像、デジカメ写真のデータ、
Office系ソフト(WordやExcel、PowerPointなど)のデータ・・・
一般的なパソコンデータはRGBで色を表現しています。

ここで問題となるのは
RGBは『光』、CMYKは『物質』、と性質が異なること。
光のRGBデータを物質の印刷物に使用するには
CMYKへのデータ変換、すなわち
性質の異なる世界の色を似た色に置き換える作業が必要になります。
この時、“似た色”にはできても全く同じ色にすることは不可能で、
どうしてもCMYKの方がくすんだ感じになります。

「家のインクジェットプリンターで印刷すると鮮やかなのに?」
と思われがちですが、
インクジェットプリンターは
RGBデータをきれいに印刷できるように調節してある上、
インクの特性もオフセット印刷のものと異なります。
しかも、6色・8色対応のインクジェットプリンターでは
CMYKの4色では表現できない色を増やすことで
より鮮やかにRGBデータを再現しているのです。

Photoshopなどのレタッチソフトで色調補正を行い、
色のバランスを調節することでくすみをおさえることはできますが、
これも完璧ではありません。

「どうしてもRGBの色に忠実に合わせたい!」とこだわる方は
色校正で確認したり、
CMYKインキに鮮やかな蛍光色(=特色インキ)を補う
という方法もあります。
※ただし、その分コストがかかります。

パソコン画面とにらめっこでいると“鮮やかな”RGBに慣れてしまい、
出来上がった印刷物が“くすんだ”印象になってしまいます。
『CMYKとRGBは違うものだ』という点を理解した上で
RGBとCMYKの妥協点を探っていただければ、と思います。

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