「子ども・子育て支援新制度」は始まったけれど…

どうも、よっさんです。

この4月より、子ども・子育て支援新制度が始まったことをご存知でしょうか?小さい子どもを持つ家庭でない限りおおよそ興味関心のない話だとは思いますが…。

子ども・子育て支援新制度(以下「新制度」)は、平成24年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」に基づく制度で、アベノミクス(安倍内閣の経済再生政策)の3本目の矢である成長戦略の中の女性が輝く日本をつくるための政策をすすめるための制度です。

新制度の内容については内閣府広島市のホームページに詳しく取り上げられていますが、簡単に言うと、認定子ども園や小規模保育など保育施設の定員増で待機児童の解消を進め、同時に地域の様々な子育て支援を充実させよう…というものです。

現役保育園児のお母さんに聞くと、新制度移行後も特に変わりはなく(毎年提出する申請書類数は減ったそうですが)、継続通園できる認定証が新たに送られてきたそうです。

※未就学児が施設などの利用を希望する場合、保護者は利用のための認定を受ける必要があり、1号認定(幼稚園等での教育を希望する3歳以上児)、2号認定(「保育の必要な事由」に該当する3歳以上児)、3号認定(「保育の必要な事由」に該当する3歳未満児)の認定証がそれぞれ交付されます。

一方で、3歳未満児の保育環境は確保されるものの、3歳以上児は設置基準の制約から簡単に施設を増やすことができず、行き場を失う「3歳の壁」が生まれるのでは、という懸念が指摘されています。

未就学児に関する項目に注目が集まり認知度が低いものの、新制度は就学児童にも大いに関係があります。地域の子育て支援の中には、保護者が昼間家庭にいない小学生が放課後過ごすことができる放課後児童クラブの拡充も含まれており、これまで多くが小学3年生までだった対象児童が6年生まで広げられました。

この4月で小学校4年生になった娘。昨年度まで広島市の留守家庭子ども会(4月より「放課後児童クラブ」に改称)は3年生までが対象だったので、先月いっぱいで卒会のはずでした。新制度による対象拡大で、これからも引き続き…

とはいきませんでした。広島市では新制度の実施に伴い放課後児童クラブ等の設備及び運営に関する基準を定めた条例が施行されましたが、「1クラスの定員はおおむね40人、児童1人当たりの面積はおおむね1.65㎡以上」という基準はこれまでと変わりません。昨年度1~3年生で2クラス120人近く在籍していた娘のクラブに、4年生以上が入会できる余裕はありませんでした(…どころか、3年生でも入会できなかった子がいたそうです)

政府は「地域のニーズに合わせ、放課後児童クラブを増やしていくとともに、新制度では職員や施設・設備について新たに基準を設けて質の向上を図っていきます。」と言いますが、まだまだ制度がニーズに全く追いついていないのが現状です。新制度はまだ始まったばかり。このギャップが早く解消され、真に「女性が輝く(女性が子どもの預け先の心配をせず仕事に集中できる)」社会になってほしいと思います。

とりあえず、春休みは娘一人の一日留守番をクリアした我が家。夏休みの約40日をまた家で一人過ごすかと思うと…早くも憂鬱になる今日この頃です。

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