広島空港探検(その2)、迫力の飛行機写真を撮りに行く。

 広島空港近郊に在住の高い所が大好きな「Window Tribe」ですが‥‥本気で家族を泣かせながら「全国どころか海外まで飛び回る飛行機マニア」をやっている人達からすると「下の中」位の中途半端な飛行機好きです。

 前回は一般市民のアクセスできる範囲で広島空港周辺をご案内しましたが、今回は余程の飛行機好きでないとわざわざ行かない所に足を踏み入れご案内します。

 まずは前回に広島県立中央森林公園に入りましたが、滑走路と平行した誘導路に面したピクニック広場辺りは家族連れの憩いのスポットで出かける方も多いようです。

 そちらに向かわず車で行ける一番奥にスポーツ広場があって、この先はサイクリングコースとなり車では進めません。そこから車を置いて滑走路方面に暫く徒歩で行くと「RW28エンド」という滑走路の東端のスポットにたどり着きます。

飛行機撮影の迫力スポットとは

 ここで早速お話が横道に逸れてしまいますが、飛行機撮影好きの間では大阪国際空港(私たちの世代では伊丹空港とか言いますが)の滑走路のはずれに通称「千里川の土手」というスポットがあります。

 この空港に降りてくる飛行機はこのポイントを通るのですが、正に石を投げたら当たるのではないかという高度で頭上をかすめる様に降りてきます。ここの誘導灯の端っこでは、おでこの上に飛行機を乗せようとしたり頭突きをかまそうとする子までいる始末です(ウソです)。 世界でいうとカリブ海のセントマーチン島プリンセス・ジュリアナ空港でビーチを飛行機が横切って降りたり、離陸で砂を巻き上げる光景が有名ですが、ここまではヤバくはないです。

広島空港滑走路東端のRW28エンド

  このように飛行機を一番間近に見られるのが滑走路の端っこで着陸機を待ち受ける事になるのですが、広島空港で頭上を通り過ぎる飛行機が見られるポイントが「RW28エンド」です。
 滑走路の軸線上に陣取ってアプローチしてくる機体を待ち受けます。大都市圏の空港と違って地方の空港ですので頻繁に離着陸があるわけではなく出張族御用達の便が多い朝と夕方以降はそれなりに便数がありますが、昼間は結構まばらです。

 待っている間はくるくる向きを変えるツバメを追ったり、でっかいアリを観察したりして自然と戯れていますが、肝心の飛行機が来たときにバッテリーが消耗したり、メモリーの容量を使い果たしていたりという失敗も多かったです。

 一応航空無線で管制塔とパイロットの通話を聞いたりはしますが、遠くに機体が見えてきたらカメラを構えます。ファインダー内で機体がどんどん大きくなって来てはみ出してしまいます。ここで体を仰け反らせながら振り返って滑走路側に機体を追い着地時のタイヤからの白いスモークを見て一安心します。

 機種は飛行機に興味のない人にとってはどれも同じに見えますが、この機体はANAのボーイング767で胴体下の主脚が横から見たら2連タイヤで、機体の最後尾が均一に絞られているのが特徴です。

 下に載せる機体はANAのボーイング777で通称トリプルセブンと呼ばれています。特徴はジャンボ機に匹敵するサイズの巨大双発機で、主脚が先ほどの767は2連でしたが3連タイヤになっていて、機体最後部も縦長に絞り込まれているのが特徴です。

 ここから南側に小高い斜面があるので藪をかき分けて上がってみますと、降りてくる飛行機の側面が撮れます。時には小さな窓から見える乗客の顔まで撮れてしまいます。

広島空港滑走路西端のRW10エンド

 RW28エンドはそれなりに道筋がついた所にあるのですが、それでは反対側の西端にあるRW10エンドに行ってみましょう。
 こちらは滑走路端から朱色の誘導灯の構造物が張り出しているのが特徴です。滑走路の下をくぐるトンネルを過ぎた所の斜面を上がって、けもの道を歩いていくとRW10エンドの南側にたどり着きます。RW28のように真上を見上げる事のできる滑走路の軸線上には行く事が出来ませんのでここで我慢です。そしてこの場所は冬場しか来ません。他の季節ではマムシが出ると言われますし、けもの道の藪がより深くなりそうですので。

 以前に私が行った時は、西に向かって離陸してくる機体はここではかなりの高度に上がって撮り甲斐がなく、撮っていてあまり面白い所ではありませんでした。
 珍しい機体としてはロシアのウラジオストック航空のチャーター便のエアバスA330が撮れたのが収穫でした。
 海上保安庁の基地には近いのでヘリコプターはそれなりに撮れます。

広島空港滑走路を隔ててターミナルの向かい側

 滑走路の東西の端っこに行きましたが、飛行機が目の前を通った時の迫力はあるのですが、読みが外れて反対側に行った時の失望感は大きいです。
 それならば若干迫力に欠けても必ず目の前を飛行機が通る滑走路の真ん中辺りのポイントに行ってみましょう。場所的には滑走路を挟んで管制塔のお向かいになります。ここにたどり着くには空港の南側を通る農道から山道を15分ほど歩いてアクセスします。

 かなり辺鄙な所ですが、ANAのジャンボ機の退役の時にはびっちりと人で埋まったりしました。

 ターミナルの南側で、北にレンズを向ける事になりますので、光の具合は朝方は滑走路東側にレンズを向けると逆光気味となりますが、正面を撮るときはほぼ順光の事が多いです。

 主に離陸機を撮る事が多いのですが東に向かって離陸してきますとターミナルを背景に機体が浮かび上がってくる感じが多いです。

 着陸の場合は着地時のタイヤスモークが上がる所は遥か遠くで、迫力に欠けますが、目の前を速度が落ちた状態で通るときにはエンジンポッドの側面が開いて逆噴射とか言いますがスラストリバーサーが作動していたり、主翼のフラップや前縁スラット、スポイラーなど着陸して減速するメカが総動員で作動していますのでメカを観察するには適しています。

 次回の「広島空港探検(その3)」はこのターミナル向かいのポイントとRW28エンドを題材に「下の中の飛行機好き」の私としては背伸びしてちょっと難しい事を書いてみようと思います。

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