「町のネコ」 良いとこ尾道 第8回

 尾道の紹介をだらだらと書いて今回で8回目となりました。初回に「坂道のネコ」と称して、坂の町、尾道の象徴である千光寺山界隈で出会ったネコ達の紹介をしましたが、それ以外にも市内の至る所でネコに出会う事ができます。 

 商店街や歓楽街では招き猫として店先でお客さんを呼び寄せている子もいますし、「地域猫」として可愛がられている子もいます。今回は「町中で出会ったネコ達」の紹介をしてみましょう。

 


 「坂道のネコ」の時に書いたように私に邪(よこしま)な心があるとネコのほうが逃げていきますので、清らかな気持ちが持てるように修養しています。

 とはいえテレビの動物番組では「うちの〇〇ちゃんは『ちょうだい』と人間の言葉で言うのよ」とか凄いネコがいるそうですが(まあ親馬鹿の眉唾物ですけど)、私の方は未だにネコ語が理解できるところまでには至っていません。

 冗談はさておき、道行くだけで、向こうからやって来るネコ、逆に立ち去るネコ、無関心に自分の世界にひたっているネコと様々なネコに出会えます。

 とりわけ向かってくるネコは、私の靴から魚かマタタビの臭いが出ているのではと思うくらいまとわりつかれる事もあります。

 見上げていたかと思うと足元でゴロゴロと転げ回ったり、カメラのストラップに噛り付いて「ネコ釣り」になったり、ピントが追いつかない位に突進してきてレンズを覗き込んだりしますが、ネコに気に入られたようで悪い気はしません。

 尾道市内を行ったり来たりするのには徒歩以外にも我が家の「趣味の部屋」からあれこれと自転車を持ち出していく事も多いのですが、靴だけではなく自転車にも興味を示してくれるネコもいます。

 ネコは暑いのが嫌いですので、夏場は車の下や塀際の日陰にいたりします。

 また、夜に出会いますと目が光って見えるのにも驚きを感じます。

 


 最近ちょこちょこと書いている歓楽街の「新開(しんがい)」の一画に八坂神社があるのですが、そこの「かんざし灯篭」という変わった形の灯篭の近くに、道具に頼ってNHK「世界ネコ歩き」の岩合光昭先生使用機と同じカメラを携えて陣取ってみました。

 まず私を釘付けにしたのが、凛とした表情でこちらを見つめてくれている茶トラ白のいでたちで左右の目の色がそれぞれ青と黄色の異なる色のネコです。オッドアイと呼ばれて神秘的な目で「幸せを呼ぶ猫」と言われる反面、聴覚に障害があるともいわれる面もあります。

 他にも多くのネコが屋根や塀の上に並んで入れ替わり立ち代わり気ままに佇んで囁きあっているようだと思っていると、おもむろに、それでいて忍者のように身体能力を駆使して飛び回ったりしています。

 狭い塀の上に一列に並んで「ネコザイルニャーニャートレイン」でもしないかとカメラを構えて待ち続けますが、私の思う通りにしてくれないのがネコの気ままさです。


 それではそろそろ紙幅も尽きて来ましたので、狭い門の下の隙間を通ってさようなら(よっこらしょ)

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